問い合わせフォームへこんな依頼が来ていました。
山形の銘菓おしどりミルクケーキをご存知でしょうか。予算はありませんが、プロモーションをお願いしたいと思っております。
1山形県民より
「1山形県民より」という書き方からして、おそらくクライアントではない方からの依頼なのでしょう。
しかし、そんな事は弊社にとって関係がないので、引き受けてみようと思います。
まず、そもそも「おしどりミルクケーキ」を知らなかったので、Amazonで取り寄せてみました。
こちらが「おしどりミルクケーキ」です。
中身は「ミルクケーキ」という名前からは想像できないほど硬く、形は板状になっていて、ボリボリ噛んでいると段々ミルクの旨味が溢れてきてとても美味しい。
私は知らなかったのですが、妻と義理のお母さんは知っていました。
山形県のお土産だと思っていたのですが、どうやら昔は全国の駄菓子屋さんで売っていたそうです。
それでは、このお菓子のプロモーションを考えていきましょう。
依頼内容
日本製乳株式会社さんからの依頼は「おしどりミルクケーキを全国の若い人にも知ってほしい」というものでした。
山形県では広く知られている「ソウルフード」で、30代以上になると子供の頃に駄菓子屋で食べた経験のある人も多いんだとか。
しかし駄菓子屋が少ない環境で育った20代や10代の人には知られていません。
では単純に全国のスーパーに並べれば良いのか？とも考えましたが、そう単純にはいかないでしょう。
そこで私は「おしどりミルクケーキ」のデザインに注目して企画を考えました。
企画概要
「おしぷりミルクケーキ」は「おしどりミルクケーキ」に好きな画像や文字をプリントできるサービスです。
固くて割れにくく、熱でも溶けず、色も白くてプリントに適しているため、推しの誕生日ケーキなどで重宝されます。
また、個包装されているスティックタイプなら、職場などの外出先でも推しを食べることが可能です。
とてもシンプルな企画ですが応用方法が無限にありそうなので、おしどりミルクケーキの新たな使い道としてブームになるかもしれません。
最後に
このような「ない仕事」のご依頼がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
予算もクライアントもない仕事が引き受けられるのは弊社しかないはずです。
