「問い」が立つブックスタンド

文字通り「問いを立てる」ことで
読書意欲を掻き立てるブックスタンド

昔はよく本を読んでいたのですが、最近めっきり読む機会が減ってしまいました。
以前までは電車での通勤時間があったのですが、リモートワークが増えたことで読書するタイミングを失ってしまったのです。

本は好きなのに、家にいるとどうしてもダラダラとしてしまう…。
本は好きだから、買うだけ買って積読が増えていく…。

そこで、読書意欲を掻き立てるグッズを考えてみました。
もちろんクライアントはいないので、私の大好きな書店「紀伊国屋書店」さんから依頼があったことにします。

依頼内容

紀伊国屋書店さんからの依頼は「ステイホームが増えているので、家での読書が捗るグッズを企画してほしい」というものでした。

たしかにステイホームが広がり、読書できる時間は増えました。
しかし、家にはテレビやゲーム、スマホといった他の誘惑も多く、なかなか読書に至らない人も多いはず。

そこで私は「知的好奇心」をくすぐるブックスタンドを提案しました。

企画概要

これは「問いが立つブックスタンド」です。
ブックスタンド自体がクエスチョンマークになっています。

本を並べるとこんな感じです。

さまざまな「問い」が書かれたラベルが見えるようになっていて、本棚のカテゴリーとして機能します。
例えば「愛って何だろう?」というラベルのコーナーには恋愛小説や、愛に関する哲学書や心理学の本なども並ぶかもしれません。

本にはさまざまな知識や知恵、学びの要素が詰まっています。
そのため、このブックスタンドを使うだけで、自然と問いが浮かび、その問いを解消するために新たな本が読みたくなるはずです。

また、人によって知的好奇心がくすぐられる分野にバラつきが出るため、本棚を見るだけでその人の興味がわかるようになるでしょう。

余談

ちなみに、同じ「問い」に関連した企画で「問いにかけるハンガー」というのも思いつきました。
フックの部分が「?」っぽくて良かったのですが「誰が使うの?」という問いが解消されないままです。