社畜光ステッカー

自覚症状のない「社畜」に
気づくキッカケを与える
蓄光塗料のステッカー

最近転職をした友人が「自分が社畜だったんだと転職してから気づいた」と言っていました。

彼は前職が1社目でひどい時は月の残業時間が200時間を超えていたそうです。
しかし初めて入った会社だったこともあり、周りも同じように働いているため、不思議と「今の働き方はおかしい」という発想にならなかったそうです。

そんな話を妻にしたところ「私からすればあなたも十分社畜だと思うけど」と驚きの返答が。
社畜とは「自覚できない病」なのかもしれません。

そんな気づきから1つの企画が思いつきましたが、誰からも依頼されていないので、依頼があったことにします。

依頼内容

転職サイト「エン転職」を運営するエン・ジャパンからの依頼は「転職の潜在ニーズを掘り起こす企画を考えてほしい」というものでした。

例えば新卒で同じ会社に長く勤めている人などは、転職という選択肢がそもそも発想になく、今より好条件の会社が見つけられる実力をもっていても埋もれてしまっているのだとか。

特に「社畜」と呼ばれるような“働きすぎることに慣れてしまった人”が多いとのことだったので、社畜を自覚できる企画を考えました。

企画概要

「社畜光ステッカー」は蓄光塗料で「社畜」と書かれたステッカーです。
このステッカーをPCに貼って遅くまで残業しまくっていると、蓄光塗料に光が溜まり、夜中に「社畜」の文字が煌々と光ります。

せっかくなので実際に作ってみました。

私はあいにく社畜ではないのですが、実験としてPCに貼り、意味もなく夜中までパソコンを触ってみます。

さて、24時を回ったところで電気を消してみましょう。

見事に「社畜」の文字が浮かび上がりました。
これを貼っていれば、自分が働き過ぎていることへ気づくことができて、働き方を見直すキッカケになるかもしれません。

作ってから思ったんですが、ステッカーは黒じゃなくて白背景の方が良かったですね。
そうすると普段は何も見えなくて、夜中にだけ文字が浮かび上がるので、日中に自ら「社畜です」と宣言せずに済みますから。