花粉症シーズンになると、肌感で1日1箱はティッシュがなくなっているように感じます。
今日もそんなティッシュの空き箱を解体しながら、1つ企画を思いつきました。
ただ依頼だけがないので、あったことにします。
依頼内容
デアゴスティーニさんからの依頼は「ブランドの強みを活かした雑誌以外の新商品を作りたい」というものでした。
「デアゴスティーニ」といえば「分冊百科・パートワーク」と呼ばれる冊子の販売をする出版社です。
冊子に毎回ついてくる付録を全て集めると「戦艦大和の模型」や「Blu-ray全巻セット」が完成するあれ。
ただ、1冊の値段は安くても、全てコンプリートするとなるとお金も結構かかってしまい、買うのが億劫になる人もいるでしょう。
そこで誰もが定期的に購入する安価な日用品にデアゴスティーニ要素を組み込むことにしました。
企画概要
デアゴスティッシュの箱にはペーパークラフトのパーツがついていて、空き箱を捨てる際に切り取って使えます。
また、他のティッシュと違い「○月号」という概念があります。
毎月ティッシュ箱にプリントされるパーツが変わり、全てのパーツを揃えると1つのペーパークラフトが完成するのです。
「ペーパークラフトでそんなにパーツ分かれる?」とお思いの方もいるかもしれません。
たまたまペーパークラフト作家さんとお仕事する機会があったのですが、プロにかかれば「戦闘機」や「戦艦」などプラモデルばりの精密さで再現することが可能なのです。
ペーパークラフト海軍工廠
戦艦大和🛥#ペーパークラフト #紙模型 #創作 #戦艦 #戦艦大和 #papercraft pic.twitter.com/MAUZ1L3Ayt— ペパクラ海軍 (@11IZCIKbLeRzUV3) March 13, 2021
結果的に毎月必ず購入する「ティッシュ」という安価な日用品を使って、デアゴスティーニの魅力である「コレクション欲」と「達成感」を届けることが可能になりました。
1つひとつの単価は安いかもしれませんが、沢山売れればチリツモで売上も上がるでしょう。ティッシュだけに。