椎名林檎さんのニューアルバム「百薬の長」に着いている付録が「ヘルプマーク」に酷似していることが話題になり、結果としてデザインの変更とアルバムの発売延期が決まったそうです。
1人のファンとして、そして1人のプランナーとして私は思いました。
「グッズの代替案を考えさせてもらえないだろうか」と。
というわけで林檎さんのピンチを救うべく立ち上がりたいのですが、グッズ企画をしているユニバーサル ミュージックさんから依頼はありません。
そこで依頼があったことにして、一肌脱ぐことにいたしました。
依頼内容
ユニバーサル ミュージックさんからの相談は「ニューアルバムの特典グッズを至急考えてほしい」というものでした。
また、ロット数が多いものの単価は抑えたいので、大掛かりなものは難しいとのこと。
特設サイトにも「用法用量お気になさらず左右の耳から服用ください」と書かれている通り、このアルバム自体が薬の役割をしています。
そこでこの薬が処方されるまでのストーリーが感じ取れるグッズを考えてみました。
企画概要
これはニューアルバム「百薬の長」の付録として、椎名林檎のカルテが印字されたクリアファイルです。
「丸の内サディスティック」ではグレッチで殴られたり、「本能」ではガラスを素手で殴ったりと、何かと怪我の多い林檎さん。
彼女がこれまで作り上げてきた作品を、そんな『怪我』で振り返るべく1枚のカルテにまとめました。
これでもし万が一話題になれば「怪我の功名」かもしれません。