私はスポーツ系のゲームが好きでよくプレイしています。
特に「パワプロ」シリーズにはどハマりし、サクセスで「刃牙」のキャラクターを作り、1チーム揃えるなどしていました。
ただ、コナミさんから仕事は来ていないので、あったことにします。
依頼内容
コナミさんからの依頼は「ゲームシステムをアップデートして、より臨場感のある野球体験を届けたい」というものでした。
パワプロといえば、野球を知らない人でも感覚的に操作できる優れたゲームシステムがあり、その原型は昔から大きく変わっていません。
だからこそ、あえてこのシステムにメスを入れて、大幅なアップデートをしたいとのこと。
私は依頼にあった「臨場感」からヒントを得ました。
なぜプレイヤーはテレビに向かって「絶叫」するのか
私はゲームに熱中し過ぎると、よく声が出てしまいます。
「なんでそこに投げんねん!」
「それファウルか??」
「よっしゃいけ!そこやーーー!!」
などなど、まるで自分が選手になって仲間に指示出しするかのように。
これはまさに「臨場感」を味わっている証拠です。
まるで自分が選手としてグラウンドに立ち、他の選手と一緒にプレイしているように錯覚しているのですから。
ただ、もちろんこの声はゲーム上何の意味もありません。
そこでこの「絶叫」を中心に考えたゲーム「絶叫パワフルプロ野球」という企画を思いつきました。
企画概要
このゲームでは基本的に1人の選手しか操作しません。
ピッチャーとしてプレイするなら、他の内野手や外野手をコントローラーで操作することはできません。
ただ、声で指示をすることができるので、本当にマウンドにいる選手になった感覚で「二塁に投げろ!」「バックホーム!」などと叫びながらプレイすることになります。
また、声のボリュームもゲームに反映されるので、遠くの選手に声をかける際には大きな声でなければ届きません。
「言い方」によって変わる仲間のメンタル
プレイヤーの絶叫は仲間のメンタルにも影響します。
「何やってんだバカ!」「ちゃんとせえよ!」のように怒鳴ってしまうと、仲間が凹んで調子を落としてしまい、逆に「いいよいいよ!」「次がんばろう!」という具合にエールを送ったりポジティブに励ますと調子が上がります。
そのため言い方も重要になってくるので、プレイヤーはなるべく優しい言い方で、ポジティブに仲間への指示出しやエールを送らなければなりません。
私は基本的にゲームをしながら文句ばかり言ってしまうので、この機能が入るだけで性格が良くなりそうです。