先日友人から「体が不自由な人は懐石料理が食べられない」という話を聞きました。
懐石料理は小鉢が多く、盛り付けもきれいにこだわっています。
そのためきれいに食べることが難しい人にとってはハードルが高いのです。
そんな話から1つの企画が思いついたのですが、特に依頼はないのであったことにします。
依頼内容
京都市からの依頼は「新たな観光資源の創出」というものでした。
観光資源が強みであった京都は、コロナ禍で観光客が激減したことで大きな打撃を受けました。
事実、国内の宿泊客は43.3%減、国外に至っては99.8%減となっています。
参考:京都を襲う「大借金・人口減・観光壊滅」の三重苦
外国人の受け入れ緩和が進んでいますが、いつまた状況が変わるか分かりません。
そこで私は国内の需要、それも今後増えてくる高齢者をターゲットにした観光資源の提案をしました。
企画概要
「介護はん」は京都を代表する観光資源「舞妓はん」が懐石料理を食べさせてくれる介護付き食事サービスです。
介護を必要とする方にはなかなかハードルが高かった京都の懐石料理ですが、全ての料理を舞妓が食べさせてくれるので安心して食べることができます。
舞妓に「あーん」と食べさせてもらうとなると、少し品がないように感じられます。
しかしこのサービスでは「介護だから」と割り切れるので、いくら下心があっても恥ずかしくありません。
こんなサービスあったら、よろしゅうおまへんか?