キーンと聴こえるキンカン広告

モスキート音で若者にだけ
キーンと気づかせる屋外広告

ここ最近、仕事で屋外広告の企画をする機会が増えました。
そのために過去事例をかなり漁ったのですが、その中でも印象的なのが「キンカン」の広告。

柱巻きを上手く使って巨大なキンカンボトルを再現しつつ、「#若者に売れたい」という切実なメッセージでネットウケの良いオチが付けられています。

そんなキンカンさんですが、実は2018年から若者向け広告は実施してきたそう。
もしかするとまだ広告企画を求めているかもしれません。

というわけで勝手にキンカンの若者向け広告案を考えてみました。

依頼内容

キンカンさんからの依頼は「若者にだけ刺さる広告を考えてほしい」というものでした。

2021年に話題となった「#若者に売れたい」は自虐ネタとして幅広い層に刺さって話題になりましたが、今回はさらにターゲットを狭めて若者にだけ刺さるようにしたいとのこと。

そこで私は若者にだけ聞こえる「モスキート音」を使った広告を企画しました。

企画概要

このデジタルサイネージからは小さな音で「モスキート音」が流れていて、広告のメインコピーには「キーンと聴こえた若者のみなさん」と書かれています。

モスキート音なので若者にしか聴こえず、音に気づいた人がサイネージを見ると「自分は若いんだ」と気づくと同時に、自分に向けたメッセージが書かれていることを知ります。

そしてボディコピーにはモスキート音にかけて「蚊の音が聴こえる季節になりました。虫刺されにはキンカンがオススメです。」というシンプルなメッセージを入れました。

記事によるとキンカンの若者向け広告は夏場に出すそうなので、この企画が春までに担当者へ刺さることを祈ります。