ぜんざい電車広告

阪急電車をぜんざいに
見立てたラッピング広告

11月ごろからほぼ毎日「井村屋のレトルトぜんざい」を食べています。
餅を焼く時間込みで5分ほどしかかからず、瞬く間に美味しいぜんざいができてしまうので、みるみるうちに太ってしまいました。

これはいかんと思い、最近はかなり我慢をしています。
すると先日、通勤時に乗る阪急電車がぜんざいに見えてしまいました

そんな幻覚とも禁断症状とも呼べるような発見から、1つの企画が思いついたので発表します。
もちろん誰からも依頼はないのであったことにして。

依頼内容

井村屋さんからの依頼は「“ぜんざいといえば井村屋”と思ってもらえるような話題性のある広告を出したい」というものでした。

レトルトぜんざいでは井村屋さんの他にもイチビキ、永谷園など数々の競合がいます。
スーパーの店頭でもずらりと商品が並ぶので、消費者も「知っているメーカー」や「買ったことのある商品」で選びがちに。

そこで「ぜんざい」という切り口でキャッチーな屋外広告を提案しました。

企画概要

小豆色の車体が印象的な関西の私鉄「阪急電車」にラッピング広告を掲出しました。
まるで電車そのものがぜんざいに見えるよう、車体に溶け込むようなデザインにしています。

コピーには『餅を乗せるなら「井村屋」』と書かれています。
阪急電車に餅を乗せている状況や、人間を乗せる電車にかけているわけですね。

ちなみにこの企画を考えた後で知ったのですが、井村屋の「ゆであずき」は2022年で60周年を迎えたそうです。
これはまさに「ぜんざい一隅」のチャンス。