ない会社を始めて1年、始めて問い合わせフォームから仕事の依頼がありました。
しかも一気に3件です。
もちろんどれも架空だったり、案件になる見込みのない「ない仕事」ですが、お題を考える手間が省けて大変ありがたい。
ない知恵を絞って1つずつ対応させていただきます。
依頼内容
ヨンブンノサンという会社の方からの依頼は「まだ予算がつく見込みはないのですが、ウチの主力商品をプロモーションを考えてください」というものでした。
社名にもなっている「ヨンブンノサン」という商品は、ゴッホやルノワール名画の約1/4が白紙になっていて、その部分で子供が自由にお絵描きできるというもの。
とても評判でイモトアヤコさんも紹介してくれたそうなのですが、まだ知名度が足りないんだとか。
そこで藁をもすがる想いで問い合わせいただいたみたいです。
予算がつく可能性も0じゃないように見えますが、ひとまず期待せず、どこにもない企画を考えてみようと思います。
企画概要
これは新聞によくある4コマ漫画を模した新聞広告です。
一見すると普通の4コマ漫画ですが、よく見ると1コマだけ空白になっています。
漫画の下には「1/4の余白が想像力を育む」というコピーと、ヨンブンノサンの商品ページへ遷移するためのQRコードが。
読者はようやくここで、これがお絵描きする余白であり、ヨンブンノサンの広告だと分かります。
もちろんこれは新聞なので、マジックやクレヨンで空いているコマに絵を描いて、ストーリーを完成させることができます。
プロの漫画にお絵描きをできる機会なんてまず無いので、多少出来が悪くても子供にとっては1つの立派な作品に見えるはず。
ちょうど私も6歳ごろから漫画を描き始めていたので、もしこの新聞を親に渡されたら真剣に取り組んだ気がします。
もしこれを実際にやるのであれば子育て系漫画で人気のSNS漫画家に依頼するとかしてもいいでしょう。
拡散される可能性が1/4ぐらい上がりそうです。
最後に
こんな感じで「ない仕事」のご依頼がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
予算もクライアントもない仕事が引き受けられるのは弊社しかないはずです。